トピックス
注目の出店者をご紹介!忽布古丹醸造編
2024けやきひろば春のビール祭りは、日本全国のブルワリーやインポーターなど、49社が出店します。こちらでは、出店者の中から初出店や注目のブルワリーをピックアップ。今回ご紹介するのは、「忽布古丹(ホップコタン)醸造」です。
日本唯一・国産ホップ100%使用の定番ビール
忽布古丹醸造は、北海道空知郡上富良野町にあるクラフトビール醸造所です。元「ノースアイランドビール」のヘッドブルワー、堤野貴之(つつみの たかゆき)さんによって2017年に設立されました。
上富良野は、道内でホップ栽培の最適地と評価され1925年からホップ栽培が始まった、道内で唯一のホップの生産地です。その長い歴史から生まれたホップ品種「カスケード」との出会いが、 忽布古丹醸造設立のきっかけになったといいます。
現在、通年で国産ホップ100%使用の定番銘柄を揃えるブルワリーは、日本でここだけです。
定番の「ORIGINALS」シリーズ
まず定番の「ORIGINALS」は、「地のホップで醸す」という、忽布古丹醸造の根源的なテーマを体現するシリーズです。上富良野産ホップを100%使用して醸されるこのビールは、まさに忽布古丹醸造の原点と言えるフラッグシップビール!
■upopo -ウポポ-
上富良野町産カスケードホップを使用したピルスナー。ウポポは、アイヌ語で「歌」の意味です。グレープフルーツやマスカットのような爽やかなアロマと、軽やかなモルトの風味が特徴です。アルコール度数:5.0%
■nonno -ノンノ-
香り華やぐペールエール。「ノンノ」は、アイヌ語で「花」の意味を持ちます。フローラルなアロマと、オレンジのような柑橘類を思わせるホップフレーバー、上面発酵らしい芳醇な香りが特徴です。アルコール度数:5.0%
■haskap -ハシカプ-
鮮やかな紅赤色のフルーツエール。「ハシカプ」は、ハスカップのアイヌ語読みです。ハスカップはシベリア原産の果物で、ブルーベリーに似た青紫色の実を付けます。その実は栄養豊富で、アイヌ民族は「不老長寿の実」として珍重してきました。
富良野産無農薬ハスカップの心地よい酸味と、上富良野産カスケードホップによる奥ゆかしいハーバルな味わい、そして、セゾン酵母による複雑な発酵香が楽しめます。アルコール度数:7.0%
限定ビールのシリーズ「FREEDOMS」からも約10種
「FREEDOMS」は、造り手の自由な発想のもと、原材料の産地にとらわれずに新しいレシピで仕込んでいる限定ビールのシリーズです。ビール祭りでも10種ほど提供される予定です。
FULL OF HOPPINESS!
「古丹(コタン)とは、村や集落を意味するアイヌの言葉で、まさに北海道のホップ集落=上富良野町のことを指す名称です。ホップのコタンからおいしいビールをお届けします! 上富良野産ホップ100%の定番ビール3種と、多種多様な限定ビールをお楽しみください。
ホップに囲まれ、幸せいっぱいのFULL OF HOPPINESS!──この“ホピネス”が、お飲みいただく皆様にも伝わることを願っています」(忽布古丹醸造ブルワー 高橋翔太さん)