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新規出店者をご紹介! 牛久醸造場編

2023.04.19

日本全国のブルワリーやインポーターなど、48店舗が出店する「2023けやきひろば春のビール祭り」。ビールとワインの両方を醸造し、双方をクロスオーバーさせたビールが魅力の「麦と葡萄 牛久醸造場」、今回初出店です。

ぶどうを栽培し、ビールとワインを醸造

茨城県の南部にある牛久市。自然が身近なこの場所に「麦と葡萄 牛久醸造場(以下、牛久醸造所)」はあります。彼らの特徴はなんといってもビールとワインの両方を醸造していること。農地でぶどうを栽培しつつ、しっかりとした味わいで土地の滋味を感じさせる定番や、ワイン醸造の知識を生かしたものなど、個性豊かなビールを醸造しています。

代表であり醸造長である角井智行さんは、日本で最初の本格ワインの醸造所「牛久シャトー」にてビール醸造とワイン醸造を経験。その経験を活かし、2019年に牛久醸造場を設立しました。

シンボルマークは、ばらの花のつぼみ。「エピヌ(フランス語でいばらの意味」と名付けたそれは、牛久醸造場が人と人との思い出をつなぐ架け橋となり、「場」の提供ができることを願ってデザインされています。

茨城の農産物、そしてワイン醸造の知識を用いたビール

茨城県は全国屈指の農産物生産地。牛久醸造場では、そんな農業王国で栽培されているみかんや柚子などを副原料としたビールも醸造しています。

「ビールの自由なところが好きなんです」と語る角井さん。王道ビールをしっかりと美味しくつくった上で、様々な新しいビールにもチャレンジをしています。

たとえばビール祭りで楽しめるのは、ワイン酵母を使用して発酵した「Border Crossers」と、そこに自分たちで醸造したシャルドネ(白ワイン)をブレンドした「Border Crossers Assemblage」。ビールとワインの境界を超える2つの限定ビールです。

ビールとワインの魅力をクロスオーバーさせることで生まれたこれらは、ビールとワイン両方を醸造する牛久醸造場だからこそ。双方の新たな感覚が詰まっています。

ほかにも、ビール祭りではオリジナリティ溢れる以下の銘柄を提供予定です。

■笑ふ門には福来る(WARAUKADONIHA FUKUKITARU)
筑波山の麓で栽培された「福来(ふくれ)みかん」を使用したベルジャンIPA。

■Cranberry Dream(クランベリードリーム)
クランベリーをたっぷりと使用した美しい赤色のフルーツエール。

■Wandervogel Hazy IPA(ワンダーフォーゲル ヘイジーIPA)
柑橘のニュアンスを豊かに感じるヘイジーIPA。

ほかにも日替わりで季節限定ビールも提供予定とのことなので、要チェックです。

「今回初出店のブルワリーなので、がんばっておいしいものをもっていきます。ぜひ飲みにきていただければと思います!」(角井さん)。

牛久醸造場だからこそつくれるビールたち。味わい深い一杯をぜひ会場で味わってみてください。

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