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新規出店者をご紹介! carbon brews編

2023.04.11

4年ぶりの屋外開催となる「2023けやきひろば春のビール祭り」に、海外から初参加のブルワリー登場です。香港生まれの「carbon brews(カーボン ブリュース)は、創業から3年で数々の賞を受賞、香港ブランドとしては最大のブルワリーです。

日本に浸透中、香港のビール

carbon brewsは、2018年に香港新界(ニューテリトリー)の火炭(フォータン、炭=カーボンは社名に由来)で生まれました。日本進出は、2021年12月。都内の飲食店&ボトルショップで提供・販売を開始し、2022年3月には東京・赤坂にタップルームをオープンしています。

「鋭敏な味覚で培われた和食文化のある日本で認められれば、世界でも通用するのでは」──日本進出にはそんな思惑もあったようです。

同社の魅力を、マーケティング ディレクターのmisatoさんに伺いました。

「赤坂店ではネット検索で訪れる人も多く、多くの方が香港のビールを初体験くださっています。おかげさまで少しずつ香港クラフトビールとして認知されてきたと感じています」

ビールの枠を超える

「枠にとらわれない」、それがcarbon brewsのビールが持つ魅力のひとつです。

「衛生管理やコク・キレ・苦み・酸味などのバランスを重要視しつつ、ビアギークの舌に合わせるだけでなく、ビールが苦手と思っている方にも喜んでもらえるようなレシピ考案をモットーにしています」(misatoさん)。

carbon brewの醸造哲学は「ビールは化学50%、アート50%」。元素の周期表をイメージしたラベルにそれが現れています。

ビールはレシピ選考からネーミング、ラベルデザインまで、すべての過程で全スタッフからアイデアを集め、その中から多数決で決めているとのこと。限られた人間の趣向だけに合わせるのではなく、“みんなが考え、選び、造り、みんなのビールをつくる”ために、民主的に選ぶことを大切にしています。

けやきで提供する異次元のビール体験と香港ソウルフード

「carbon brewsの特徴は、『個性的だけど何杯でも飲み続けられるビール』でもあるので、けやきではたくさんの方におかわりしにきてほしいです!」とmisatoさん。ビール祭りで楽しめるcarbon brewsのビールとフードをご紹介しましょう。

■Earth People
モルト感とドライホップのバランスが良く、豊かなフレーバーを持つドライラガー。

■Feels Good Man
シトラス、カルダモン、オレンジピールのアロマが特徴の、軽快なウィートビール。

■Staying Alive
レモン、グレープフルーツ、オレンジの柑橘系のアロマが芳しいセッションIPA。

■Sour Punch
パイナップル、マンゴーなどでフルーツポンチのような味わいのベルリナーヴァイセ。

■Crazy Rich Lupulins
マンゴー、パパイヤなど、トロピカルフルーツの香りが豊かなダブルヘイジーIPA。アルコール度数が8.2%と高めで、パンチが効いている。

■香港風手羽先醤油煮込み
醤油が甘辛く染み込んで、八角がアクセント。

■海老のトースト
海老のすり身を挟んだ揚げパン。広東語では「蝦多士(ハトシ)」という。。

misatoさんに、ビール祭り初出店への意気込みを伺いました。

「昨年度に弊社がスタートした時から、けやき参戦は一つの目標でした! 他の強力ブランドたちに並んで参加できること、香港チームと共にとても嬉しく思っています。アジアンクラフトビールの認知を底上げできるよう頑張ります!」

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