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新規出店者をご紹介! HOPDOG BREWING編
2023.04.10
4年ぶりの屋外開催となる「2023けやきひろば春のビール祭り」。日本全国のブルワリーやインポーターなど、48店舗が出店します。今回初出店を果たした「HOPDOG BREWING (ホップドッグブルーイング)」をご紹介します。
銭湯をリノベーションしてビール造り!秋田の魅力を伝える醸造所
85年続いた銭湯をリノベーションして誕生した、クラフトビール&ハードサイダー醸造所「HOPDOG BREWING(ホップドッグブルーイング)」。2023年4月に醸造を開始したばかりという、出来立てほやほやの醸造所です。
代表兼醸造長を務めるのは、秋田あくらビールの醸造責任者だった長谷川 信さん。
「秋田の原料を使った製品を、多くの人に届けることで、人生と食卓をもっと豊かにしたい!」のコンセプトを胸に、秋田県秋田市に新な醸造所を設立しました。
どのビールにも必ず横手産ホップを。地元産への愛着
「HOPDOG BREWING(ホップドッグブルーイング)」が大切にしているのは、地元産の原料を使用すること。そのため、どのビールにも必ず横手産ホップを使用します。
国内外には様々なホップがある中で、どうして横手産ホップを選び続けるのか……そこには長谷川さんの地元ホップ農家さんに対する想いがあります。
秋田はホップの日本有数の生産地。しかし農家さんの高齢化により、年々その数は減少していってしまっています。
「このままではいつかホップ農家さんがいなくなってしまう……。地元の人同士で、ホップを持続可能なビジネスにしていきたい」
そう考えた長谷川さんは、若手農家さんと手を組み、ホップ産業の維持を目指すための輪を広げているのです。
今後は秋田産のりんごや桃などといった果物や、野菜を使ったビールも多く醸造していく予定とのこと。秋田の土地の恵み感じるビールが飲める日が楽しみです。
けやきで飲めるのは、4種のコラボビールにハードサイダー(リンゴ酒)
「2023けやきひろば春のビール祭り」で飲むことができるHOPDOG BREWINGの銘柄は、コラボビール4種とハードサイダー(リンゴを使ったアルコール飲料)1種。様々なブルワリーさんとコラボしたビールをご紹介します。
■アメリカンIPA 秋田あくらビールとのコラボビール
秋田あくらビールの「なまはげIPA」を造ってきた長谷川さんが、同じ設備を使用し、自分自身が手がけた「金賞ビール」を越えるIPAに挑戦。なまはげIPAと酵母が異なる。
■IPL みちのく福島路ビールとのコラボビール
横手産のホップとアメリカ産ホップを使用。香り高く、スッキリとした味わいのIPL。
■セッションIPA 田沢湖ビールとのコラボビール
横手産ホップとアメリカ産ホップ使用。度数は低めで、ゴクゴク飲みたくなるセッションIPA。
■ヘイジーIPA OIRASE BEER(奥入瀬ビール)とのコラボビール
横手産ホップとアメリカ産ホップ使用。香り豊かで、爽やかな味わいのヘイジー。
■ハードサイダー
横手産のりんご「ふじ」を使用したリンゴ酒、ハードサイダー。秋田のりんごの味をダイレクトに感じることができる。
今回がデビュー戦! HOPDOG BREWINGからのメッセージ
最後に代表の長谷川さんからメッセージをいただきました。
「秋田あくらビールではこの業界に関わらせていただきましたが、自分のブランドとしては新たなチャレンジ。今回はデビュー戦のようなもので、正直不安な部分も多いです。なので、優しい目線で飲んでいただけたら嬉しいです。SNS投稿もどうぞお手柔らかにお願いします」
ビール祭りに参加する中で、最もフレッシュな醸造所。その味わいはどんなものなのか……ぜひご自身の舌で確かめてみてください。