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ビール祭りへの出店社をチラ見せ!横浜ベイブルーイング編

2019.09.02

「2019 けやきひろば秋のビール祭り」には、日本全国のブルワリーやインポーターなど、90社が出店します。出店する方々をチラ見せでご紹介するこの企画、今回は「世界一のピルスナー」づくりに邁進する「横浜ベイブルーイング」をご紹介します。

ボヘミアンピルスナーの魅力に囚われ現地で勉強

「横浜ベイブルーイング」は、2011年8月に神奈川県横浜市に設立されたブルワリーです。横浜ベイブルーイング株式会社の代表取締役であり、醸造責任者の鈴木真也さんは、横浜生まれ横浜育ち。JR館内駅から徒歩5分の場所にブリューパブを造ることからスタート。翌年1月から念願のビール造りを始めます。

同じ横浜市内にある「横浜ビール」で醸造技術を磨き続けていた鈴木さんが、この頃から現在に至るまで心から造りたいと思っているのは、麦芽の甘味や香り、そしてホップの苦味が絶妙なバランスを持つ「ボヘミアンピルスナー」。チェコ産麦芽とホップを100%使用した、チェコ生まれのピルスナーです。

ボヘミアンピルスナーが持つ魅力の虜になり、“重い中毒患者になってしまった”鈴木さんは、現地で伝説のビール職人であるMartin Matuska氏のもとでビール醸造を学び、ボヘミアンピルスナーの味の秘密を掴みます。それは、麦汁の煮込み温度を3段階に分けて調節する、チェコ式の「トリプルデコクションマッシング」でした。

帰国後に造った「ベイピルスナー」は高いクオリティが評判となり、多くのファンを獲得。さらにはチェコ最大のビール審査会「GOLD BREWERS SEAL2014」で本場チェコのブルワリーを抑え、なんと優勝を勝ち取るまでに至りました。

「ベイピルスナー」はチェコの専用サーバーで提供

横浜ベイブルーイングは、醸造から5年目となる2016年、戸塚に新工場を設立しました。それまでは設備の関係上別の醸造所にレシピを渡しての委託醸造でしたが、戸塚工場ができてからは晴れて自社で、「世界一のピルスナー造り」に邁進し続けています。

現在の定番ビールは「ベイピルスナー」のほか、小麦麦芽を使ったヘーフェヴァイツェン「ベイヴァイス」の2種類。そのほか期間限定品として、アメリカンホップの柑橘系の香りと強烈な苦味、ハイアルコール(6.5-7.5%)を特徴とした「プロレスシリーズIPA」を提供しています。

  • ベイピルスナー

  • ベイヴァイス

  • ホワイトキャットIPA

けやきひろば秋のビール祭りでは、ぜひ本格的なボヘミアンピルスナー「ベイピルスナー」を召し上がってみてください。チェコから輸入した専用サーバーで注ぐベイピルスナーは、私たちをいつも以上に感激させてくれるに違いありません。

一切の妥協がない。それが横浜ベイブルーイングらしさ

横浜ベイブルーイングのブースでは、醸造を担当する手嶋弘樹さんが毎日来場者を出迎えてくれます。

横浜ベイブルーイング株式会社のブルワー 手嶋弘樹さん

秋のビール祭りでの注目ポイントを教えて下さい。

手嶋:私たちが力を入れている、チェコの伝統製法で造った「ベイピルスナー」をぜひ! 輸入したチェコのビアサーバを使って提供します。普通のビールサーバーはタップを縦に倒すが、チェコサーバーは「スウィングタップ」と言ってタップを横に操作する方式。皆さんおなじみのサーバーに比べて、泡の細やかさがより本場に近くなります。

ほかにも、当日は4、5種類、またはそれ以上持って行きます!お得な飲み比べセットもありますので、多種多様なビールを楽しんでください。

「横浜ベイブルーイングらしさ」はどういった点ですか?

手嶋:「クオリティの高いビールを造るために手間を惜しまないところ」です。「ベイピルスナー」のトリプルデコクションがまさにその象徴だと思います。細やかな醸造工程を決して省きません。

作業する立場からすると「帰りが遅くなるな」という考えが頭を過ることも、正直あります。でも、そんなことは苦にならないくらい、社長の鈴木の妥協ない姿勢についていきたい。

私は全日程、横浜ベイブルーイングブースにいます!休みたくないのです。ブースにいらしたひとりひとりのお客様と会話をして、自分も楽しみながら、お客様に喜んでもらえるようなビールを提案していきます!

横浜ベイブルーイング
https://www.yokohamabaybrewing.jp/

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