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日本初・国際ビアコンペ金賞!「スワンレイクビール」がガイドブックに登場
2019.07.29
「けやきひろばビール祭り」のガイドブックでは、出店社の中からピックアップしたブルワリーへのインタビュー企画「けやきひろばビール祭りで注目したい ニッポンのクラフトビールブルワリー」を設けています。今回は、1997年から高いクオリティのビールを造り続ける「スワンレイクビール」をご紹介します。
師の教えを忠実に守り続けるが故の高品質なビール
新潟県の北東部、下越地方に位置する阿賀野市にある「スワンレイクビール」。「新潟から挑戦」「新潟から世界へ」をコンセプトに、1997年8月からビール造りを行っています。ブルワリー名は「瓢湖屋敷の杜(ひょうこやしきのもり)ブルワリー」。冬には、約6000羽もの白鳥が飛来するという瓢湖のほど近くに位置することから、ビールブランド名に「スワンレイク」の名が付きました。
定番は「越乃米こしひかり仕込みビール」「ポーター」「アンバースワンエール」「ホワイトスワンヴァイツエン」「ゴールデンエール(ゴールデンスワンレイクエール)」の5種類と、長期熟成ビール「スワンレイクバーレイ」。ほかには、阿賀野市で収穫されたフルーツやはちみつ、小麦などを使った期間限定のビール・発泡酒を年間10種類以上造っています。
スワンレイクビールは、アメリカンホップを使ったアメリカンスタイルが基本。オープン時からヘッドブルワーを務める本田龍二さんは、醸造指導にあたったアメリカ人、エド・トリンガリーさんの教えを今も忠実に守り、ビールに誠実に向き合い続ける造り手です。
阿賀野の魅力を伝えたい──グランピング施設オープン
瓢湖屋敷の杜ブルワリーは、新潟県内豪農の一つ、五十嵐家の邸宅を改装した複合施設「五十嵐邸ガーデン」内にあります。1997年にブルワリーが開業、その後、ウェディングも可能なガーデンレストランを擁する五十嵐邸ガーデンを2004年にオープンしました。
そして今年5月、新潟県の三条市に本社のあるアウトドアブランド「スノーピーク」とコラボレーションしたグランピング施設「snow peak glamping swanlake ikarashitei garden」がオープンしています。
世界的に著名な建築家、隈研吾さんとスノーピークが共同開発した、スタイリッシュなモバイルハウス「住箱 -JYUBAKO-」を5棟設置。それぞれに「ヴァイツェン」「IPA」といったビアスタイルの名称がつけられています。
ブルワリー併設の宿泊施設は、瓢湖屋敷の杜ブルワリーを立ち上げた当初から、社長を務める古田利大さんの念願だったといいます。「宿泊いただくことで、自然環境や食といった、阿賀野の魅力をもっと知ってほしいですね」(古田さん)
五十嵐邸ガーデンは、スワンレイクビールそのものの味わいはもちろんのこと、自然豊かな阿賀野産の野菜を使ったお料理、庭園の美しさ、歴史ある五十嵐邸の歴史的建造物、気軽に楽しめるアウトドアなど、ビールとともに過ごす豊かな時間を提供してくれるのです。
1997年の創業からわずか4年目の2000年、日本で初めて世界的なビアコンペティションで世界一となったスワンレイクビール。ガイドブックでは、短期間でクオリティの高いビールを創り上げた秘密やビール造りに対する挟持、阿賀野の魅力を携えたビールを発信することに対する想いなどをご紹介していきます。どうぞお楽しみに。
スワンレイクビール
http://www.swanlake.co.jp/main/
snow peak glamping swanlake ikarashitei garden
http://www.swanlake.co.jp/aganoresort/